部屋を内覧中の女性
お部屋探し

自分に合ったお部屋の条件を選ぼう

一人暮らしは自分に合った部屋を選ぶべき

大学に入学、就職が決まり、これから親元を離れて暮らすようになるとき、一人暮らしするための物件を探す必要があります。

とりあえず「住めればいいや」というラフな決め方をすると、暮らしを始めてから後悔するようになるので、納得のいく部屋探しをすることが重要です。

とはいえ、納得のいく部屋探しといっても、ピンとこない人も多いと思います。例えば、学校・職場が近い、交通費がそれほどかからない、家賃が安い、駅に近い等、人によって自分が最も重要視する条件は違ってくるはずです。そこで、今回は一人暮らしする前に、考えておくべき、自分に合った部屋を見つけるポイントを紹介します。

費用、暮らす地域、間取りなどを決めていく

まず、家賃に関しては「月収の1/3以下」にすることが一般的といわれています。

この月収にはボーナスなどの不定期収入は入れずに計算します。月収が20万という場合には、その1/3以下、少なくとも6万くらいの家賃じゃないと、生活がきつくなるでしょう。

家賃以外の支出として、一人暮らしをするときには、ガス、水道、それに電気代もかかりますし、食費だってかかるのです。家賃を決めるときには、こうした生活費のこともよく考えて決めることが必要です。これが希望の家賃、最悪この家賃と上限を決めておくことがポイントとなります。
お金
次に、一人暮らしをして職場や学校に行くということを考えると、どのエリアに暮らせばいいのか、それも考慮しなければならないのです。家賃が安いからという理由だけで、学校や職場から遥かに遠いエリアに住んでしまうと、日々の生活が困難となることは言うまでもありません。かといって学校ならまだしも、職場からあまりに近い場所に住むと「仕事とプライベートとの隔たりが無くなりやすくなる」というデメリットも発生します。いずれにしても、通勤や通学が苦にならない程度の距離を保つのがベストですが、電車やバスで十数分程度で通える場所をチョイスするのがいいでしょう。

ここで希望とする最寄り駅を一つに限定すると、かなり狭い範囲で探す必要があります。そのため、一つの駅ではなく「この駅からこの駅まで」と区間を区切って、通勤や通学できる範囲と思う範囲で物件を探すと納得のいく物件も見つかりやすくなるでしょう。

最後に、間取りは、部屋の大きさに目が行ってしまうのですが、物件で重要になるのは、収納が多いこと、別の家具を置くことなく収納できることが重要になります。収納が大きければお部屋が狭いと思っても、それほど負担なく過ごせるものです。収納が狭いと、とにかく部屋が散らかりやすくなり、居心地の悪い部屋になっていまします。

何がこだわりポイントになるかを考える

このほかにも、物件に関して自分としてはここだけは絶対に譲れない・・と考えておくと物件探しは楽になるでしょう。

例えば築年数、築年数が低くなればなるほど、家賃も低くなり、10年以上の築年数となるとかなり安くなります。耐震などのリフォームが行われているかどうかなども確認し、自分が納得できる築年酢の物件を探すということでもいいのです。

また女性の場合特に階数が気になると思います。1階は防犯上こわいと思うことも多いのですが、足音が響きにくく、物件によっては小さい庭が付いているなど、意外に暮らしやすい要素があります。現代の物件は1階こそ、セキュリティをかなり強固にしているので、安心面も実は高いのです。こうした階数を条件にする場合、防犯面がどうなっているか、確認をしておくことも必要となります。

自分に合った部屋を選べないケース

家
ちなみに、一人暮らしであっても住まいを自由に選べないというケースも存在します。

それは、留学をする際に選ぶ住まいのことで、こちらは留学生の安全性や経済性などを考慮しているため、学校が所有する学生寮に住むことが一般的となっています。寮の家賃や留学の際に利用できる奨学金などの情報に関しては、以下のリンクを参考にしでください。

アメリカ大学への進学・留学制度【NCN米国大学機構】

ですが、「自由に部屋が選べない」とは言っても、得てして学校の寮というものは学生が快適に勉学に打ち込めるような設計がなされています。そのため、学生生活をおくるうえでは、理想的な環境が整っていると言えるでしょう。留学の際に住まう部屋が寮だったとしても、住んでみれば思いのほか快適だったという声も少なくないのです。

留学に限らず、大学への進学の際に、どこの部屋にするべきかを迷っている人であれば、まずは進学を希望する学校に学生寮があるかどうかを確かめてみることをおすすめします。

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