お米
食生活

お米の冷凍保存方法

ご飯をおいしく保存するためにはどんなことが必要?

実家から出て一人暮らしをすると、ご飯がいつもある事のありがたみを強く感じるものです。
親御さんがいつも食事を作ってくれていたこと、家に帰れば温かい食事がある事、一人暮らしをするとこうした家族のありがたみを痛感します。
でもさみしがってばかりいられないのです。

これから先、今学生でも就職して地元に帰る事がなければ、自炊する事が必要になります。
生活費を少なくしようとするなら、外食よりも自炊の方がずっと安くなりますし、何より、外食を継続していることで、バランスの悪い食事ばかりになり、体調を崩すこともあるのです。

自炊の基本となるのがご飯、お米となります。
せっかく炊いたご飯がおいしくない・・・と感じてしまうのはもったいないですから、一人暮らしでご飯をおいしく保存する方法を理解しておくべきです。

ご飯がおいしい理由

炊き立てのご飯を食べると粘り気もあり、甘く感じます。
ご飯がふっくらとやわらかく、保温しすぎたご飯と比較すると雲泥の差です。
これは、お米の主成分がでんぷんであることが理由で、ご飯を炊くという事は、お米に含まれているでんぷんに水、熱を加えることで糊化させることにつながります。

そのため、ふっくらおいしいご飯を食べるためにはお米の芯まで水分をしっかり含ませることが必要です。
ただ今の炊飯器はとても優秀で、ご飯をおいしく炊く、というところまではしっかり行ってくれます。
一人暮らしの場合、ご飯を炊くと食べきれないため保温したままになり、保温したままでいることで水分が抜けておいしくないご飯になってしまうということが問題です。

そこで、おいしくご飯を頂く方法として、冷凍を紹介します。
ご飯の水分が抜ける前に、しっかり冷凍すれば、いつでも炊き立てのご飯を食べることができます。

冷凍保存?炊いたら冷まして即保存!

冷蔵庫
ご飯は少ない量で炊いてもおいしくないといわれますし、何度も少ない量を炊くのは面倒くさいです。
3合くらいあれば十分おいしく頂けるご飯が炊きあがると思います。

でも3合のご飯を一人で一気に食べることは通常、難しいので3合炊いてからひとり分ずつラップで小分けにして、それを冷ましてから冷凍するという方法を利用するのです。
ご飯がまずくなるのは水分が抜けてぱさぱさになってしまうため・・そこで、水分が抜けてしまう前に、小分けにして冷凍し、利用するときには電子レンジでチンするのみ、こうすることでおいしいご飯をいつでも食べることができます。

おいしく頂くためのコツとしては、炊き立てを小分けにして粗熱を取り、冷めてから冷凍する、これだけです。
炊き立ての状態で早く冷凍する事で、おいしさを閉じ込めることができます。

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