学生寮の防犯、また管理体制はどうなっているのか
いよいよお子さんが大学に進学、受験に合格しうれしいと思う反面、これから少なくとも4年間、学費と生活費を工面しなければならず、親御さんも負担が大きくなります。
また一人暮らしをさせることも不安がつきものです。
食事も洗濯も掃除も、初めて行うという学生が多く、慣れない一人暮らしの中しっかり生活していけるのかと親御さんが心配されるのも当たり前ですし、なるべく安心できるところに暮らす場所を選びたいと思うこともあります。
安全に暮らしができる、となるとやはり学生寮は魅力です。
食事の支度についても、寮で用意してくれるのですから、そのことだけでも安心度が強くなります。
また寮は管理人さんがいて学生の管理なども行ってくれるのです。
実際にどのように管理人が管理しているのか、また寮の防犯体制についても理解しておく必要があります。
寮には寮長、寮母さんがいる
通常学生寮には、学生の管理を行うための寮長、寮母さん、また管理人がいるのです。
寮長さんは最終学年となる4年生などがなることが多く、寮をまとめ学生間で何かも問題が起きなときなど、まず寮長さんが対応し、必要があれば管理人さんや寮母さんなどに報告します。
寮母、管理人は、普段学生が利用するトイレ、お風呂などの備品やそのほか生活に必要な備品類をそろえるなどのほか、学生の管理を行う仕事です。
具合が悪い学生がいれば様子を見て病院に連れていくということもありますし、素行が悪い、また門限を守らないなどの学生への指導なども行う役割を持っています。
寮長や寮母さん、また管理人がいることで、寮の中で学生が円滑に暮らしていけるようにしているのです。
“寮長・寮母は、建物の清掃管理や食事管理、学生たちの相談にのったりなど、学生たちが安心・安全・快適に過ごせるよう、幅広く見守っています。”
引用:http://www.gakuseiryo-japan.com/
男子寮も女子寮も学生寮はセキュリティが優れている
昔、学生寮というとぼろぼろというイメージもありましたが、今は設備も、外観も美しく強固に作られている建物が多くなっています。
日本はもともと地震が多い国なので、建築基準法なども厳しいのですが、阪神淡路大震災をきっかけにさらに耐震基準などが高くなったのです。
東日本大震災や熊本大地震などもあり、今古い学生寮も学生の安全を守るために建て替えを検討するなど、活発に耐震化がすすめられています。
またセキュリティに関しても、親御さんから預かっている学生が危ない目に合うことがないように、かなり厳しい基準で強固なセキュリティを敷いているところが多いです。
オートロックで学生以外、ロビーにも入ることができないようにしてあり、各居室についても暗唱鍵をつけるなど、入り口に対してのセキュリティもかなり強化されています。
窓については女子寮など、二重窓で鍵を壊されても予備鍵を二重につけることで侵入を予防する、また警備会社と連携しているところも多いのです。
管理人は24時間常駐し、犯罪などが起こらないように常に監視しています。
防犯カメラなども数を多くし、設置個所を工夫することで侵入者を予防し、自動点、センサーライトを利用することで人が来た時に自動的に明かりをつけるなど、犯罪者を近づけない努力をしている寮が多いです。
こうした寮の防犯設備の強化によって、親御さんは安心してお子さんを送る出すことができますし、学生も安心して生活を送ることができるのです。
食事の補助や清掃などもしっかりした寮がある
食事については多くの寮がしっかりと管理していますが、共用部の清掃など、今まで学生が当番で行ってきた清掃に関しても、清掃スタッフを入れて常に美しい状態にしているという寮があります。
ただこうした管理が整っている、条件のいい寮は、入寮したいという希望が非常に多いこともあり、すぐに埋まってしまう可能性も高いのです。
大学合格となり学生寮に暮らしたいという時には、急ぎ、学生寮など賃貸物件を紹介してくれるサイトで探し、予約を入れておく必要があります。
学生が安全に、安心して大学の生活を送ることができるように配慮された学生寮を紹介する、学生寮ドットコムなど、紹介件数が多いところから選ぶと、納得のいくものが見つかるはずです。